3月某日。
夜中。
急に目が覚めます。
なんかお腹痛い......。
あっちこっちがグーッと差し込む。
腹部全体が痛い。
眠れずに朝6時となる。
「......病院行くわ……」
「大丈夫?」
「......わかんない」
少し落ち着いたすきに病院に駆け込みます。
結局「軽い腸炎です」とのこと。
痛み止めが処方されます。
その日は元気になって普通に過ごしました。
が、次の日20時。
やっぱり痛い。
差し込む。
激痛。
ただただ痛い。
下痢も便秘もしていない。
嘔吐もない。熱もない。
痛み止めを飲んでも、全然楽にならない!
差し込みが永遠に続く。
朝4時。
ギブアップ!!!
「救急車呼ぶ?」
「......」
考える力がない。
気力がない。
「胃に穴があいているかもよ」
「えっ。うーん……呼んで!救急車、呼んで!!」
ということで、朝の4時に救急車のお世話になります。
救急隊は男性2人、女性1人。
大変やさしい。
泣きそう。
歩こうとする私に
「歩かないで。担架に座りましょう」
(横になると痛いので)
運んでくれます。
救急センターに着くと
看護師さんに引き渡されます。
自分にはまともな思考能力がなく、
なされるがまま。
救急隊の皆さまにお礼も言えず申し訳ない。
「ここどこかわかりますか」
「病院......」
まとも。
先生があらわれて
「こんにちは」
朝だろう!と思いつつ
「こんにちは~」
などと答えます。
血液検査、心電図、腹部CT。
「悪いところは見当たりませんが、消化器専門の先生にCTを確認してもらっています。
もう少し待って下さい」
ここで、痛み止めが点滴されます。
カロナールです。これ効く。
あっという間に楽になり、やっと普通にしゃべれるようになります。
診断結果がでます。
「麻痺性イレウスです。しょぼーい腸閉塞」
しょぼいは余計だろう。
ちょっと笑う。
腸のところどころが細くなっているらしいです。
自然に治るのかな?
詰まりやすい食べ物は控えるようにと言われます。
例えば、豆、キノコ、ゴボウ、もち、海藻、コンニャクなどです。
そういえば、健康のために食べなくちゃと思っていたものばかり。
原因は色々で、ストレスの場合もあるそうですが
自分としてはストレスなんてないよと思っています。
病名が付いて、相方も私も一安心。
本当に効く痛み止めをもらって、やっと帰れます。
外は明るくなっていて、朝6時です。
「さぁ!電車で帰るよ!!」
「えー!私パジャマだよ!!」
「知ってる。アハハ」
別に電車でもいいけどね。
パジャマって分からないんじゃないかなー。
わかるか。
ヘヘヘ。
支払いは
診療代:15,360円
タクシー代:2,400円
今回のことで、一人では生きられない。
たくさんの人に助けていただいていることを実感しました。
これからは、感謝の気持ちを忘れずに
人にもっともっと優しくしたいと思います。
小学生の作文みたいな結びとなりましたが、
皆さまお身体に気をつけてくださいね。